チベット学校建設推進協会からのお知らせ事項です。随時更新しております。


by yangjin2
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08年四川大地震被災地調査報告 12 茂県飛虹郷小学校

茂県中心地から28km走ると、四方を山で囲まれた飛虹郷小学校にたどりついた。
この日は土曜日だったが、午前中は授業をしていた。チァン族の蹇(jian)志康 校長の出迎えを受ける。

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                   校長先生(右)から被害状況を聞く

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                 教室の壁には亀裂が走り、外が見える

飛虹郷は人口2,210人で、皆山の上や中腹に住んでいる。児童は周囲の六つの村から来ており、私達がお伺いしたときには1~3年生の120名が運動場に建てられた仮設教室で授業を受けていた。

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                         1年生の教室

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                         3年生の授業

6月に地質学者に調べてもらったところ、雨、風、余震によって土砂崩れ、鉄砲水など2次災害が起こる可能性があると言われたらしい。35ある教室も補修して、なんとか倉庫として14室使えるようにしたが、安全面から教室、宿舎としては使えないとのことだった。

そのため、苦渋の選択で、4~6年生の134名は山西省の2つの学校に送り出した。これらの児童は中学と小学校を卒業するまでの3年間、山西省で寄宿舎生活を送ることになった。4年生の児童はまだ幼く、先生、保護者とも心配したらしいが、「勉強ができるなら」と山西省に行くことを望む子も多かったという。

今在籍している1~3年生も通学は無理なため、学内に建てられたプレハブの宿舎で生活しているが、隙間が目立つこの宿舎では冬はかなり寒いだろうと思った。
「茂県の平均標高が2000メートル。山からの吹き降ろしの風も冷たい。暖房をどうするかが悩みの種です」と校長先生はおっしゃっていた。

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                運動場に建てられた仮設の教室と宿舎
         後方右側の建物は柱を残して壁が崩れ落ちたが、
         板を貼り付け、プレハブが建つまでの避難用家屋として使っていた

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by yangjin2 | 2009-06-05 12:15 | 四川大地震